フットネイルの付け替え頻度は?放置した際の爪トラブルも紹介

2022.11.12 コラム



今ハンドネイルよりも、付け替え頻度が少ないイメージのフットネイル。 でも本当に、そのまま付けていてもいいの?

実は放置してしまうと爪のトラブルになることも。 今回は、フットネイルの適切な付け替え頻度と、トラブルについてご紹介いたします。


目次


フットネイルの付け替え頻度はどれくらい?

付け替え頻度の目安は、カラーやジェルなどにもよりますが、だいたい3週間~5週間程度で付け替えると、きれいなフットネイルをキープすることができます。

ただし諸条件によっても個人差で伸びる速度が変わります。
例えば、暖かい夏の時期や、足の活動量が多いほうが爪の伸びる速度が早くなります。

足爪が伸びる速度は、通常ひと月で約1.5mm程度といわれていますが、ご自身の爪が伸びる速度を踏まえて付け替える頻度を調整し、伸びの早い方で3週間~遅めの方でも5週間程度で付け替えるといいでしょう。

フットネイルの持ちをよくして付け替え頻度を減らすには?

爪の伸びる速度はコントロールできませんが、ネイルの付け替え頻度を減らすことはできます。

フットネイルの付け替え頻度を減らすには、フットネイルを付ける前に自爪のケアを丁寧に行い、ベースやトップコートなどもしっかりと塗布することが大切です。

例えば、自爪とカラーの間に甘皮が残っていると、凹凸や油分などが浮きの原因となります。その為簡単なケアを事前に行うだけでも持ちが変わります。



また、ベースコートやトップコートなどが必要なのに、カラーのみ爪に塗ってしまうと接着面や表面の定着が悪くなり、また擦れるたびに剥がれやすくなったりします。

日々のケアでは爪の周りは乾燥を避け、オイルやクリームなどで保湿もあわせて行いましょう。

フットネイルの付け替え頻度を減らしてもつけっぱなしにするのはNG

爪がそんなに伸びていないからと、つけっぱなしにすることで自爪トラブルになることもあります。

長くつけていると、爪がかけたり、サイドから浮いてきたりします。

剥がれた部分に気付かず放置してしまうと、そこから汚れや水分が入り、間に入った水分などは乾きにくく細菌などの原因などになることもあります。

フットネイルをつけっぱなしにすると起こるトラブル

フットネイルはハンドネイルのように日々目にして気にかけることが少ない分、ネイルトラブルにも気付きにくい場合があります。

ここでは、付けっぱなしにすることで起こりやすい爪トラブルをご紹介します。

トラブル1:自爪の一部が変色してしまう

爪は、外傷性や疾患など様々な理由で変色することがあります。

グリーンネイル


例えば、上記画像のように自爪が変色していることがあります。通常薄いピンク色に見える爪が健康的な爪色といえます。変色する色の一例としては以下の通りです。


白色に変色:

爪水虫(爪白癬:つめはくせん)などは白っぽく変色することもありますが、無理にネイルチップなどを剥がした部分が白くなったり、外傷性の斑点なども白く見えることもあります。白色がすべて爪水虫というわけではありません。


緑色に変色:

多くみられるのが緑色に変色する「グリーンネイル」と呼ばれる緑膿菌(りょくのうきん)という細菌です。

こちらは、ネイルを浮いた状態などで放置し、あいだに水分などが入り込み乾かず緑膿菌の発生などが主な原因です。こちらは他の指にもうつることがあります。初期症状の際は色が薄く、爪の深部へ浸透してしまうと徐々に色が濃くなってきます。

初期などはアルコールで拭き取ることでケアできることもありますが、濃く深部へ広がった際には、伸びた部分であれば変色部分をカットしたり、症状など気になる際は早めの皮膚科受診が安心です。

トラブル2:爪の周りが固くなる角質化

ネイルを長期間カットせずそのまま放置したり、毎日厚みのあるジェルなどが爪まわりの皮膚に当たり皮膚が角質化し固くなってしまうことがあります。

角質化

出典:一般社団法人足の番人

ネイルを取り換える際にきちんとネイルケアを行うことでネイルの付け替え頻度もさがり、爪周りの皮膚もきれいに保つことができます。

トラブル3:爪の層が剥がれる二枚爪

乾燥は冬場だけではありません。

夏はサンダルでの外出機会も増え、爪先もさらにドライになります。


二枚爪

長期間ケアせず乾燥が続くとネイルも乾燥して二枚爪になりやすくなります。

トラブル4:爪に色が染みついてしまう色素沈着

カラーを長期間付けっぱなしにしておくと、自爪にカラーの色がうつり色素沈着してしまうことがあります。

カラーやジェルなどベースコートが必要な場合は必ず塗布しましょう。

色素沈着

出典:LIPS


すぐにフットネイルを付け替えられないときの一時対処法

どうしてもネイルをすぐに付け替えられないときの一時的な対処法として、避けたほうがいいことなどもあわせて3つにまとめました。

対処法1:長さを適正に保つ

長くなりすぎたネイルをやすりで削り、伸びたネイルが引っ掛かったり、靴に圧迫されないよう短くしましょう。

ただし、短くする際ジェルなどを爪切りなどで切ってしまうと、断面から剥がれやすくなり、キレイについているように見えても、少し浮いた部分から水が入りグリーンネイルなどの原因となります。

対処法2:清潔に保つ

付け替えられない場合も、爪の周りや間をキレイに保つことで、隙間からの細菌などの繁殖を抑えます。

対処法3: 水分を除去する

入浴やプール後などは隙間に水分が残らないようにきちんと水分を除去しましょう。

まとめ

フットネイル付け替え頻度は、早い方で3~4週間程度。長い方でも5~6週間で付け替えることできれいなフットネイルを維持することができます。

付ける前はきちんとケアをして、油分や水分を取り除き塗布しましょう。

伸びてきたなと感じたら、同時に欠けたり浮きやすくなってくるサインだと思って早めの付け替えがおすすめです。